最近家を出る前に篠笛を吹くようにしている。朝、血圧が低い僕は、酸欠に苦しみながら10分くらい鳴らします。近所の人はさぞ迷惑だろうなと思いつつも吹いているうちに忘れます。唇や指先や腹筋に、音に、意識が移ります。
今日は吹いている時に秋の気配を感じました。暦をみたらもう立秋で、秋を感じても不思議じゃないのですね。
秋を感じると、さびしいような、追い立てられるような、なにかやり残したような、大げさに言えば死を意識するような気持ちになる。そんな朝でした。
明日は静かな桧原村へ。天気は悪くなさそうだから泳げるかもしれない。
きれいな流れに身をさらそうか。