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今日は巨峰を一房買ってきて食べています。
なんだか贅沢な気分です。 今年の夏休みは初めて海外旅行に行ってきました。 書こうかどうか迷っていたんですが、せっかくなので、書いておきます。 その初めての海外旅行ですが、中国・内蒙古の植林ツアーに行ってきました。このツアーは財団法人OISCAが企画したもので、それをHISが請け負っている(?)ものです。 9月の4日から10日まで、阿拉善盟という場所です。 今年中国では反日デモなどがあって、参加者が最小催行人数10人に達せず、6人しか集まらなかったのですが、初回のツアーが中止になったため、今回は成立させようということで、行けることになりました。なので、参加者はなんとなくツワモノ揃いという感じで、人数が少ないためにとても濃密で贅沢な一週間をすごすことができました。 内蒙古は広々としていて、さわやかで、身軽になったきぶんでした。 パンフレットを見て、事前には分かっていたんですが、植林ツアーとはいうものの植林は2時間くらいしかしなくて、「植林ってこんな感じなんですよー。」という感じで、地元の中学生と一緒にやりました。僕らはスコップで穴を掘って苗を植えたんですが、飛行機で種をまくほうが効率がいいようです。 中学生たちはみんな素直な感じで、かわいかったです。どうも優等生らしく、みんな清潔な感じでした。日本の中学生はかれらと比べるとはなんとなくひねくれている感じがします。僕なんか参りましたって感じ。同じ日本に住む中学生だけれども全然話す機会がなくて、勝手な判断ですけどね。 内蒙古の中学生もテレビゲームをやったりするんだろうか? 中国語ですけど、僕は全然勉強していきませんでした。なので何を言っているのかぜんぜん分かりませんでしたよ。一応、「旅の指差し会話帳」ってやつを持ってったんですが、あれはある程度勉強した人じゃないと使えないです。oiscaの現地スタッフの方とは遊べましたけどね。 英語通じるだろうから、何とかなるだろうみたいな気持ちでいたのですが、ぜーんぜん通じませんでした。旅行本に書かれていることに嘘はなかったとです! 日本語の音節は50くらいですけど、中国語の音節は1000を超えるらしいです。中国語を話す人達は日本人よりも人の声に敏感なんでしょうね。中国語は元気な印象があって、とてもいいなあって思いました。中国語、惹かれます。 黒曜石の山にある岩画もすばらしかったですよ。観光客は僕らしかいない。こんなところは滅多にいけません。刃物になる黒曜石は昔の人達にとってはとても貴重で、この山は宝の山だったんだろうなと思います。今はコレクターにとっての宝の山ですけどね。僕らは大昔から生きているのに、なんでまだこんなにちっぽけなのかな。 oiscaの日本人スタッフの冨樫さんがずっとガイドしてくれたのですが、会うまでは50歳くらいかなと思っていたので、会ったときには若くて驚きました。なんでも半年は中国であとは日本で人糞で肥料作ったり、ほかの事をしているらしいです。そういう生活もいいですよね。きびしいみたいですけど。 それに同じくoiscaのスタッフで、ご両親が中国人で日本育ちの方も一緒だったんですが、中国語はもちろん英語も操れるらしく、しかもかわいらしくて。。。僕もそんなふうに生きたいっ。 さらに参加者の一人に中国で浪人生しているひとがいたりして、僕ももっと学生の時にいろいろ経験したかったななんてうらやましくてしょうがなかったです。 阿拉善盟では、今年は雨が60mmしか降っていないと、富樫さんは言っていました。 砂漠化は進行しているらしいのですが、そこに住む人達は僕らと同じように日々のこまごまとした生活を営みながら生きているようで、切迫した感じはよく分かりませんでした。羊を飼って生活している民家で一泊しました。羊を一頭料理してくれたんですが、僕らは食べ切れなくて、なんだか申し訳なかったです。電気は来ていなくて、風呂もトイレもありません。彼らは羊を育てて、毛を刈り、肉を売り、食べて生計を立てています。しかしそれだけはやっていけないので、僕らのような観光客を泊めています。 僕らはなんだか何も作ってはいないのにあたかも何かあるようにみせて価値があるかのようにお金をもらっていますが、そんなのなんかおかしい気持ちです。とはいいながら、その価値観に縛られてここまで生きてきてしまっているし、どうしてもなかなか逃れられないのですけれどね。 なんてことを思ったり。 眠いのでこのへんでやめます。 お勧めのツアーですよ。たぶん来年もあると思うので、是非参加してみてください。
by Rhino_Horn
| 2005-10-14 01:49
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